仕事三昧

今週初日から
「今週末より来週イッパイ、きっとデスマーチ状態ですヨ!」
と叫んだのも記憶に新しく。
ええ、見事に質より量っていうか質も濃い仕事のラインナップで、時間との戦いをしてきました。27時ちょい前に開放されましたが、1人だけブッチギリで電車が無くてお泊りコースになってました。南無。俺はこんな時に叫びたい。
「遠くに住んでるんだからシカタガナイだろう」
近くに住めばいいじゃん。心の中ではそう思いつつも、皮肉にも「お先です」と言い職場を後にした。これでいいのだ…
今日の夕方までは、今日は終わったら午でも嗜むかなぁとか思いつつ手持ちの仕事をこなしていたんだが、その夕方に事件は起きた。そう、追加である。仕事2件が追加されたのだ…レベル2から3に移行、アラート! アラート!
やばい、防護壁(課長承認)が突破されている! タイムリミット(午タイム)まで残り4時間を切ったのに今何故仕事が?! そこに1本の電話。
「バイク便で3つ送ったから、その内2つはA課長が校了サイン出すから」
敵側からの遊撃部隊(バイク便)である。あっけない、爆撃は一瞬の出来事だった。
社内から唯一見える空の色を眺めながら、ああ、今日も青から黒に変わっていくと呟いた。
遊撃部隊到着、嫌々原稿を広げて仕事に取り掛かる。この時点で仕事完了指数50、約半分といったところだ。だが…
「何か、この原稿おかしくないか? ここ、校了前の原稿が下に残ってるんだが、M版に対して特色指定されてる。」
「え…最新原稿は? …CMYK重ねてるのに特色指定?! まずい、トラップだ!」
そう、特色とはプロセス色(CMYK)とは別に、特定の色(例えば得意先が蕨商事なら蕨ブルーとか存在するし、DIC42とかいう既存の色もある)を意味しているのだが、それをCMYKの版に対して指定してきたのだ。
「しかも…なんかCとMの版がありますね」
もはや絶望的だ。特色は1版に対して1色を指定するのだが、そう…プロセスで校了しやがった挙句、2版出してきているのだ。矛盾している。
「とりあえず…今何時でs………終わった」
午前2時。得意先、営業、上長、工場長、営業役員、生産管理部門、原稿チェックチーム、OP…というか関連部門全て戦線離脱(帰宅)済み。そう、確認手段と妥協手段と変更手段と返却手段…全部何もかも出来ないのだ。しかし、変更が無いということは印刷は進行するということ。無理だ、意味が無い。阻害を出すために進行するわけにはいかない。だがストップを出せる者が居ない…ッ
もう、駄目なのか…
 
神 降 臨 。
とりあえず、隣の部署に班長さんが居ました。
現場の班長クラスの人に掛け合い、そのページだけ抜かして印刷進行という事になる。
 
教訓:社内で顔が広いといいよ…ホント
教訓2:営業課長なんて飾りです。マジ。酷い言い方すると、ゴミ。食べ残しのケーキの上にある溶けきったチョコ。
 
とまあ、激しく有りえない1日でした。