尼崎線の脱線事故現場検証が終わったらしい

先に一言…擁護はしてません。
直線での制限速度は120km/h。
問題は、表記上はカーブ手前で制限70になる事だろうなぁ。一瞬で速度が落とせるならば、直線状は数キロオーバー程度の過失だ。そして減速が遅れてカーブ直前では108km/hと38km/hオーバー。死ぬって、脱線するって。突入時、右車輪が浮いて左に規定外の反動が加わり、サックリと脱線。あとは左車輪が足を取られたままGが左にかかって横転して大惨事ですかね…。
死者107人への謝罪だの言ってるJR、けが人合計で数百人やマンション全住人、尼崎線以外での通勤・通学が出来ない人への補償も今後検討しなければならないわけです。自分が会社のTOPだったら、もう自殺しちゃってるかもしれんね、永遠に近い重圧に勝てなさそう。
運転手の心理状態はニュースに上がってる通りだったろうね。会社体質から、速度重視と定刻通り、あとは技術的な問題。ATSとか関係ないから。配備してたら事故は無かっただろうか? どうせ配置場所の問題で結局減速間に合わずって事も十分ありえますが。直線で120オーバー出すくらいだから、そんなもん配備しても140なり出してしまい、同じ事故が起こりうる可能性があるわけで。
ただね、全部JR西の所為と言うのも微妙なんだ。
過密ダイヤが無ければ、もう少し余裕を持った運転が出来たかもしれない。東京の山手線なんか数分に1本の割合で電車が来るけど、何故そうなったのかは周知の通り。企業が固まり要求される本数が増大すれば、ダイヤは過密を極める。これはJR西の所為ですかね? 利用側の所為ですよ。今後ダイヤ減少に伴い、苦情等が起きるかもしれないが、それは安全への配慮の結果であって、怠慢でも手抜きでもないことだけは頭に入れておいた方がいいかもしれない。
ぶっちゃけ、JR西の対応は怠慢極まってるし嘘ばっかりだし、今後も同じだろう。
 
ふと、ゆりかもめは理に適ってるなぁと思った。
あと、当分の間は前車両には乗りたくないね。