靖国遊就館観覧

ちょっと甘く見てました。もっと短時間で終わるかなぁと。実際、流し見ながらの移動であれば1時間程で済む気がしますが、ある程度内容を見ながらの観覧だと2〜3時間は最低でも見ておいた方がいいかと思われます。
内容は、特に偏った感じはしません。ホームページでは比較的戦争関連の情報が前に出ていますが、最初に登場するのは歴史の教科書で言うと一番最初の方。そこから日本の歴史を中心に関連した世界史を含めて徐々に近代へと続いて行きます。途中から戦争中心になっているので時代の流れが緩やかになり、読み物が数倍に膨れ上がっていくのは近代史の情報が多く残されているからなのでしょう。
結局、昼からの観覧ですら閉館ギリギリまでかかってしまった。w
それにしても、なんと濃厚な……というのが率直な第一感想。第二感想としては、日本とそれに関連する歴史を学ぶには非常に良い所であるということ。日本史と世界史をまとめて、人生で1〜2回は行っても損は無いと思われます。特に何も学べない今の学生なんかは丁度いい。教科書に載ってない情報もあるし、別に明らかな右思考の情報という事もない。見ている時に、ふと「この戦いが無かったら」とか「ここで日本が譲歩して戦線を延ばさないでおいたら」とかいうトークバトルを繰り広げたりしてもいいでしょう。戦争を起こしていなかった時の世界を考えるのも面白そうです。(戦いばっかだなと思うけど、実際、戦争方面で世界が日本の影響を強烈に受けているんでifの世界に想像力を駆られる自分。)